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葉月 点茶盤稽古

八月は点茶盤による立礼でのお稽古でした。


点茶盤とは、裏千家十一代御家元である玄々斎が考案した立礼棚で、

明治五年、京都万博にて正座に馴染みのない海外のお客様が多く来られることに合わせて好まれました。


それ以降、歴代御家元が様々な立礼棚を好まれましたが、

初炭手前、濃茶点前、後炭手前、薄茶点前の全てが出来るのはこの点茶盤のみとなっており、現在でも茶事を行うことが可能な唯一の立礼棚として活用されております。


台子長板を元にした点前となっているため、初級クラスの方には目新しい部分もございましたが、終わりの頃には皆さんすっかり慣れておられました。


九月からは一ヶ月ぶりの正座に、皆さん苦戦なさるのではないでしょうか。







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