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水無月 お抹茶体験

先月に引き続き、今月も生徒さんが国内外のご友人方を連れて来てくださいました。

傘花入に紫陽花と六月らしい室礼でおもてなしです。

今回は講師のデモンストレーションも夏の茶箱である卯の花点前に。

お軸は『南山打鼓北山舞(なんざんにつづみをうてばほくざんにまう)』で、意味は呼んで字のごとく、南山にて鼓を打てば、聞こえるはずもない遠く離れた北山で鼓の音に合わせて舞っている、というものです。

普段日本文化としての茶道に触れることのない遠い外国に住まれていても、こうして興味を持っていただけるというのは光栄なことです。

主菓子は千本玉寿軒さんの『四葩(よひら)』。


花びらに見えるガクの部分が四片あることからの紫陽花の異名です。

そのほか生育途中や土の成分によってさまざまな色合いに変化することからの異名『七変化』にはじまり、お茶の世界では色々なものにさまざまな異名があることをご紹介致しました。

また、恒例の好きなお茶碗を選んで自分で点てた抹茶を飲んでいただくタイムでは、一服目が思うように点てれなかったと再チャレンジなさいました。

するとたった二回目とは思えないきめ細やかな泡!

お見事、結構なお点前でした。





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