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夏越の室礼

最近の佳辰の稽古での室礼です。

六月下旬の室礼といえば…夏越の祓!


茅の輪の画に、夏越の祓の有名な和歌

「水無月の夏越の祓する人は千歳のいのち延ぶといふなり」の賛です。


花は宗旦槿、桔梗、半夏生、瓢箪木、矢筈薄をひとふし竹の籠花入に入れました。


瓢箪木と花入は同じ方からのいただきものです! せっかくなので各曜日の生徒さん全員にお披露目させていただきました。

そのため日によって微妙に花の種類や入れ方が違います。


お菓子はもちろん水無月。

仙太郎さんの水無月が一番好き…って昨年も同じような投稿をした気がします。

特に小豆の層にこだわりがあるそうで、丁寧に蜜漬けされているんだとか。

甘さ控えめの水無月もありますが、抹茶のお供にはこの蜜漬け小豆が堪りません。


一年ももう半分、折り返しです。 皆様お元気でお過ごしになりますように。


思ふことみなつきねとて麻の葉を きりにきりても祓へつるかな


蘇民将来 蘇民将来…





 
 
 

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